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  早速ですが簡単な心理テストをやってみましょう。利き手の人差し指で自分の額に大文字の「E」を書いてみてください。
  実は額に文字を書くときのパターンには2種類あります。ひとつは自分が読めるように書くもので、Eだとあなたから見て右側が開いた形になります。もうひとつは正面にいる相手から読めるように書くもので、Eの場合には左側が開いた数字の3のような形になります。あなたはどちらでしたか?   この心理テストは「公的自己意識」と呼ばれる意識の特性を調べるためのもので、相手から見て読めるように文字を書く人は公的自己意識が高い人、自分で読めるように文字を書く人は公的自己意識のあまり高くない人だと言われています。公的自己意識というのは、周りから見られている自分を意識している状態のことです。公的自己意識の高い人は、服装や髪型に気を配るほうで、周りの人によい印象を与えようと頑張るタイプ。周囲の評価に一喜一憂したり、人の意見に流されやすい面もあります。一方、公的自己意識のあまり高くない人は、マイペースで周りの目をあまり気にしないタイプ。人からどう思われるかよりも、自分の気持ちに素直に生きている人です。   ところでこのテスト、簡単な分、結果があまり安定していないことが知られています。状況によって結果が変わることもありますので、あくまでも自分を知る手がかりとして使ってみてください。 |
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  公的自己意識という性格特性についてご説明しましたが、これらは高いほうがよいとか低いほうがよいというようなものではなく、どちらも大切な個性です。自分の個性を知ってそれを大事に育てながら、もう一方のタイプのよい面を身に付けていくことが人格を成長させます。スイスの心理学者ユングは、これを生涯を通じた人生の目標として勧めています。あせらず気長に取り組みましょう。
  さて、自分の性格については受け入れられても、相手のことを受け入れるのはなかなか難しいことがありますよね。たとえば、あなたが内気で控えめな方であれば、外向的な人を騒がしく、おしつけがましいと感じることがあるかもしれません。そんな時に、これは相手の外向的な性格の現れなんだとわかると少し落ち着いて相手に対応できます。周りの人の性格を分析してみると、いろいろと発見があって面白いものです。ただし、あまりやり過ぎるとケンカになりますのでほどほどに。また、ひとつの性格には良い面と悪い面の両方がありますから、よい面にも十分目を向けるようにしてみてください。相手の性格を責めたり、変えようとしたりするのではなく、良い面も悪い面も含めて個性として捉えてみることがポイントです。先ほどの心理テストを、お子さんやパートナーと一緒にやってみて、お互いの個性について改めて共有してみるのも面白いかもしれません。意外な発見があるかも。 |